「万軍の主は、こう仰せられる、『わたしはシオンのために、大いなるねたみを起し、またこれがために、大いなる憤りをもってねたむ』。
その時主は自分の地のために、ねたみを起し、 その民をあわれまれた。
主はねたみ、かつあだを報いる神、 主はあだを報いる者、また憤る者、 主はおのがあだに報復し、 おのが敵に対して憤りをいだく。
どうか、天から見おろし、 その聖なる栄光あるすみかからごらんください。 あなたの熱心と、大能とはどこにありますか。 あなたのせつなる同情とあわれみとは おさえられて、わたしにあらわれません。
主は義を胸当としてまとい、 救のかぶとをその頭にいただき、 報復の衣をまとって着物とし、 熱心を外套として身を包まれた。
だれが彼の憤りの前に立つことができよう。 だれが彼の燃える怒りに耐えることができよう。 その憤りは火のように注がれ、 岩も彼によって裂かれる。
万軍の主の言葉がわたしに臨んだ、
さきにダビデがペリシテびとと共にサウルと戦おうと攻めて来たとき、マナセびと数人がダビデについた。(ただしダビデはついにペリシテびとを助けなかった。それはペリシテびとの君たちが相はかって、「彼はわれわれの首をとって、その主君サウルのもとに帰るであろう」と言って、彼を去らせたからである。)